S Surfas True 250 ライト
さすがに安ライトじゃ日没後の走行が怖い。ということでライト、できればヘッドライトを買うことにした。 が、ほとんどのヘッドライトは通気穴のあまりないエアーアタックにつけられない。とりあえずヘッドライトで、サドルバッグに入って、エアーアタックにつけられて十分明るくて、重すぎなければokということで探して買ったのがこのライト。
サイズも十分小さいし結構軽い。これならサドルバッグに入れられる。
前はこのTrue 250でもヘッドマウントと売られていたようだが、今はハンドルバーマウントのみ付属。バイクショップペコで店員さんと交渉して上位モデルのTrue 350に入っていたヘッドマウントを別に売ってもらった。350の方を買っても良かったんだけど、ちょっと重かったりフラッシュの速度が遅かったりで250にした。 USB充電式で充電池は取り外し可能。USBはガーミンと同じものを使うところもGOOD。上位機種の350は別のUSB mini?だった。
もちろんハンドルバーマウントを使ってハンドルにつけられる。マウントは簡単に着脱できる。今まで使ってたブラックバーンのライトはマウントがネジで固定だからライトを使わない時もつけっぱになってうっとおしい。
夜は怖くて速度が全然出せなかったが、このライトなら30-35km/hで走っても安心感があった。
サドルはきみにきめた!
フィジークのアリオネVSXはポジションの自由度が高くていいのだが、自分がとりたいポジションを長時間保てない。ということでそういったポジションが取りやすいサドルを買うこになった。
最初に目をつけていたのはスペシャライズドのロミン。またはトウペでもよかったが、ロミンほどアグレッシブなポジションにならないらしいというのとトウペ似のサドルは腐るほどあるということでどうかな~と購入をためらう。 フィジークはサドルの反り方や丸まり方でアリアンテ、アンタレス、アリオネと3ラインを用意しているが、他の会社もそんな感じ。強いて言えばアリオネ似のサドルはあまりない。スペシャライズドでいえばアリアンテクラスがロミン、アンタレスクラスがトウペ、アリオネクラスが興味がなかったから名前は知らないが下位のコンフォート用とされているサドルだろう。サドルがフラットになればなるほど腰が地面と垂直に近い角度になる。逆にサドルが反ってるほど骨盤がサドル上で寝て前傾がきつくなる。
ロミン似とトウペ似のサドルが他社でもあるとわかったので他のサドルを見てみた。そしてなぜかボントレガーのセラノRL(セラーノRL?)というサドルを買った。
正直なんでこれにしたかわからない(苦笑) 強いて言えばデザインかな・・。 まず、スペシャサドルが置いてあるところでBGフィットに使われる坐骨幅を測る器具で測った。そしたら坐骨幅は125mm(?)ぐらいらしくてロミンだと155mmでトウペなら143mmのものが使えると言われた。前傾が一番きついのが欲しかったからロミン155mmにしようと思ったが在庫がない。あとデザイン、スペシャのロゴが目立ちすぎていてあまり好きじゃなかった。 スペシャ以外の候補を考えたら、手にはいりそうなのはフィジークとボントレガーぐらい。フィジークだと一番前傾がきついのはアリアンテになる。しかしアリアンテはパッドが多いモデルにしかアソコ周辺の圧迫チャンネリングがない。普通のアリアンテを試したことがあるがそのせいか不快すぎて500mぐらい走ってやめたことがある。パッドが多いチャンネリングありのモデルというとアリアンテVSXになるが、それだと前に使っていたアリオネVXSと見た目があまり変わらないしカッコ悪いしそもそもアリアンテって縦に短すぎね?という感じで躊躇。あと実用的な問題としてサドル幅が選べないというのもあった。
ということでボントレガーサドルをネットで物色するがまともなのがない。トウペ似でいえばそれなりなのがあったがもっと前傾きついのが欲しい。そこでセラノRLを見つけたのである。 店頭でボントレガーのサドル幅ファインダーを試してみると自分は少し青よりの黄色と青の中間。セラノでいえば黄色だと138mmが使えて青だと148mmらしい。店内にあるローラーで試させてもらった。その時に一緒にいたフィッターの人がいろいろとためになる話をしてくれたが今回は割愛。今度書こうと思う。
だがセラノRL、パッドがおかしいのだ。138mmだと全体的にパッドがかたい。一方148mmだと全体的に柔らかい。なんだこれはと・・。パッドがかたい方が坐骨で座っている感じがするので両方試した上で138mmをチョイス。しかし家に向かう途中でやっぱ148mmのがいいやと思って引き返し、148mmに取り替えて帰宅した。だから今は148mmがバイクについている。 その店のフィッターの人とした話を少しだけしておこう。自分がローラーを回している間のBGフィット見たく足やら腕やらの角度を見てくれた。曰く、フレーム1-2サイズ小さいの使ってて-17度140mmの3Tステム(実際150mmぐらい)をつけているのに腕角度はそこまでアグレッシブじゃないらしい。柔軟性を考えるともっとハンドルサドル落差をとってもいいんじゃないかとのこと。そして前傾が取れすぎてしまうが為に普通は問題にならないことがサドル選びで問題になるみたい。というと、アソコへの圧迫の問題。普通は十分なはずのチャンネリングデザインが不十分だったり。そういう意味でフィジークのアリアンテVSXは合うんじゃないかと言われた。でも店頭在庫がなくて結局セラノRLを買ってきた。
サーベロ曰く138mmで全体の95%ユーザーをカバーできるだのとまあそういったことも話したが、一度5%になるとそこからサドル高とか他のセッティングでも5%だらけになる。だから全体で見たら5%でも自分からみたら95%だよとかまあそういったことも。自分みたいな人は統計で扱える範囲を超えてるんだろうとは思う。
まず、店頭に置いてあったということに驚き。フィジークから出ているエクストラグリップというステッカー。これでグリップはかなりよくなる。 セラノRLの表面はもともとグリップが良いのだが、どうもアリオネでもそうだが(てかもっとひどい)段差とかロードクラックを通るとサドル上でのポジションがずれてしまう。このステッカー貼ってまあちょっとマシになったかな?フィジークアリアンテVSXとかスペシャのロミンを選んでいるとこのステッカーを加工しないと使えないのが欠点といえば欠点か。
ところでそのフィッターのにーちゃん、RETUL(リチュール)フィッティングをしているらしい。300ドル。RETULフィッティングって知らなかったんだけど、調べてみたらBGフィットよりもだいぶ良さそうだった。日本だとあまりやってるところがないみたいだから日本に帰る前に受けておこうかな。 そしてセラノRLだが・・・・、ちょっと快適すぎてペダルこぐ気力がなくなりそう。いい意味でダメな気がしている・・・・。
TSSから見る適正走行距離
ここ数日走れた日は登りでも下りでもなるべくパワー280-300Wぐらいを維持しながら走るようにしている。と前から知っていたが気づいたことがある。それは、一日でだいたい2時間も走ったら十分なTSSが稼げるということ。 例えばこの前のライド。ガティノーパークまで行ったがサンクスギビングということで車が多すぎたので引き返して空港前のT&Tという中華スーパーまで行って戻ってきた。
まずは走行時間、走行距離、TSSに目を向けて欲しい。約2時間、54kmでTSS118も稼いでしまっている。TSSは150を超えたぐらいからオーバートレーニングになる。オーバートレーニングにならないよう少しマージンをとったとしてTSS120も稼いだらもう十分なトレーニングをしたことになる。つまり2時間以上走ったらオーバートレーニングまっしぐらなのである。
TSSはNormalized Power(NP)から計算されるから今度はNPとNPの計算に使われる元の平均パワーを見て欲しい。ライドを通しての平均パワーは221WでNPは267Wとなっている。NPはストップアンドスタートが多くなると高くなるみたいなので平均パワーとNPの差である46Wはその分で増えたと考えられる。ガティノーパークへ行ったから少し登りがあった点でNPが平均パワーから少し乖離しているが気にする程でもない。 意識的に280W以上をキープして走っていると2-3時間も走ったらトレーニングとして十分ということだ。距離にしていけても70km弱といったところか。つまり週末の100km超えロングライドなんかはパワートレーニングの観点からするとオーバートレーニングであり効率が悪いということになる。
ただこのオーバートレーニングという考え方がやっかい。疲れが翌日まで残るという意味でオーバートレーニングなのだと思うが、だったらロングライドをした翌日にトレーニングをする予定がないなら別にオーバートレーニングしてもいいということになるんじゃないか?だからTSS120稼いだらトレーニング完了というのは毎日走った場合に限られるということ。平日も2-3時間走るというのはなかなか難しいんじゃないだろうか・・。
この観点から理想の平日トレーニングを考えてみると、通勤通学で往復60kmぐらい毎日走ることなのではないかと思う。だがしかしジテツウチャリにチャリ本体よりも高いパワーメーターをつけてFTPの何%を維持とかなかなかやりたいと思えない。そして自分の家は大学まで往復でせいぜい15km弱なのである。あと冬になって雪が積もるといろいろとキツイ・・。
オルベアかっこいい
最近は就活とか大学の宿題だとかで忙しくあまりロードで走れていなかった。体がなまってしまったという悪い点もあるが、右アキレス腱がおそらく完治したという良いこともあった。ということでここ数日はあまり長距離じゃないが軽く走れている。 にしても今のバイクセッティングが迷走中なのである。 横から
斜め前から
斜め後ろから
問題はサドル。プロロゴのナゴイボを25ドルで手に入れて試してからフィジークのアリオネVSXにも欠点があるのだなと思った。しばらくナゴイボを使ったら今度はアリオネVSXにしかない利点もあるのだと気づいた。さてどっちを使えばいいものか。 坐骨の乗り方、ペダルの漕ぎやすさはナゴがいい。でも前傾(TTポジ)のとりやすさ、坐骨の乗る横幅はアリオネの方がいい。ナゴは横幅ちょっと足りてないかなといった感じ。サドルの上で坐骨がうまくのらない。そしてアソコの収まりが悪いのかポジションが落ち着かない(苦笑)。
逆にアリオネだと坐骨は乗るが面ではなくて点で支えてしまっているせいか痛いとまではいかないが坐骨周辺で嫌な感触が出ることがある。無駄にパッド多いモデルのアリオネだから悪いのかも? アリオネはサドルの後ろの方が上に沿ってないので骨盤ごと体をサドルの上で寝かせにくい。いや寝かせること自体はむしろアリオネの方が楽なんだけど、寝かせた状態で坐骨へのサポートが足りてない気がする。あと路面クラックとかでサドルの上でおしりが滑ってすぐにポジションがずれる。
ナゴだとそもそも坐骨がサドルにちゃんと乗らないからとりあえずアリオネを使っていこうと思っている。 サドルによってハンドルの角度が変わる。写真の角度だとちょっと経ちすぎ。ナゴだとこれぐらいでちょうどいいかな。アリオネだからもうちょっとブラケットを寝かせたい。 ナゴならハンドル高はもうちょっと高くてもいいと思う。このハンドル高だと少し下ハンが握りにくい。一方アリオネならこれ以上高いと逆に快適じゃなくなる。むしろもう少し低てもいいぐらいかもしれない。 そしてなぜか無償にBB30を試したいと思うのである。クランク買い替え嫌だなあ。
就活をしていて気づいたこと
自転車のりなら自家用車がなくなればと思ったことのある人は少なくないと思う。そんなことは実現不可能というが、それはこの漫画に登場するキャラクターのように既に年を取っている人達である。しかし自分は違う。彼らにとって実現不可能なことでも自分なら出来るかもしれないと思うことがある。
就職活動という学生と社会人との間にいるからそう思える。 自家用車のない町を作るとしても別に日本じゃなくていい。海外でそういったインフラを一から作る仕事をすればいいのだ。特に電車といった莫大な設備投資が必要となるインフラがまだない町でというのもアリ。 実際にオタワでは自転車を主な交通手段として生活できている。というかどの公共交通機関より自転車の方が速い。公共交通といったがオタワにはバスしかない。それもオタワ市内と自分の住むガティノーで別のバス会社がある。待ち時間や乗り換えに時間がかかる。どちらも同じグループ会社らしいから一緒にしてくれればいいのに。それでも利用しないが。 自転車をバラさなくても持ち込みできればというが、カナダのバスはできる。持ち込みというかバスの前にキャリアーがあってそこに置くことができる。こういったアイディアは日本でも使えると思う。
ロサンゼルスに行ってみた
ロサンゼルスキャリアフォーラムに行くためにオタワから飛行機で合計10時間ほどかけて行ってきた。自転車も持っていければ現地で走ったのだが今回は滞在日時的にも渡航の目的的にもそうもいかず・・・。 荷物をまとめて家を出発。
家から大学までは通学のアルミバイクで移動した。朝7時の便だから4時ごろ家をでたのだが自分の住んでるケベックサイドのバス会社であるSTOは朝はしってない。はしっていたとしても遅いし待つのが面倒なので自転車で行くだろう。 大学のセキュリティバイクパーキングにバイクを止めて近くにあるバス停から空港行きのに乗る。いつも自転車で行ってる空港にバスで行くのは新鮮だったが座ってるだけでつまらないのともしかしたら自転車の方が速いんでねという疑念が生まれた。 飛行機にのってまずはバンクーバーへ到着。約3時間のフライトだった。
懐かしいものが売店においてあったから買って食べる。次の便までの待ち時間が2時間弱。しかし日本語がおかしいのである。まあよくあることか。
LAに到着してまずは一泊。翌朝は早めに家を出てLAキャリアフォーラムまで電車とバスを使っていく。
帰りの便で500mlのウォーターボトルがぼったくり値段・・。
キャリアフォーラム1日目と2日目が無事に終わって今はロサンゼルス国際空港にいる。飛行機の出発時間まで1時間以上あるので暇だからノーパソでブログを更新しようと思ったのである。 そういえばLAのホテルの隣にセブンイレブンがあった。なんか嬉しかった。
LAキャリアフォーラムだが面接は5社受けた。うち1つは朝一番に面接を入れていたのだがバスと電車のどっちも止まるというアンラッキーがあった。面接時間は遅らせてくれたのだが面接であわててしまいうまくしゃべられなかった・・。まあ仕方ないと思うしかない。それにあとから見返してみたらその会社に出したエントリーシートが穴だらけ。これじゃ受からないなあといった感じ。 そこ以外の4社ではやるべきことはやれたと思う。ただ、Aというアピールをしても会社によっていいことととるか悪いことととるかは違うだろうと思う。だから面接で話した内容や態度がどう評価されるかはよくわからない。就活とは結局のところ会社と人とのマッチングであると親父の言葉を受け取るしかない。
革靴のヒール
ロサンゼルスキャリアフォーラムに参加するということでスーツやら革靴やらを買いそろえた。 革靴、ヒールが高くなっている。
見た目の為に高くしているんだと思っていたがテーラー曰くヒールが低いフラットな靴を長年使っていると足を壊してしまうらしい(本当?)。サイクリングシューズでもアーチサポートを入れて土踏まずを支える。それと同じような働きがヒールを高くすることによって得られるんだとか。 自分の革靴にも少しは土踏まずのサポートがあるっぽい。
足のどの部分に圧力がかかるかという話な気がする。フラットな靴だと体重が足の骨にくるのかな。ヒールをすこし高くすれば体重が前後に分かれる?サイクリングシューズはかかとに体重がかからないから土踏まずにサポートを入れないといけないということかねえ。
ロサンゼルスに行くことになった
まあタイトルの通りロサンゼルスに行くことになった。来週末。ロサンゼルスキャリアフォーラムに参加する為。今週になるまで応募した企業から面接のオファーがなかったけど週末で応募したの5社中3つ来たので行くことにした。 これから参加するのに必要な靴やらスーツやらカバンやらを揃えないといけない。また先週分の終わってない宿題と今週分これから出る宿題を終わらせていかないといけない。 ロサンゼルスでサイクリングでもできれば良かったんだけどそうもいかない。宿題に飛行機チケットとホテル予約したりとそれなりに忙しくなりそう。今週のライドは通学だけになりそう。
ロサンゼルスキャリアフォーラムは10/4(土)と10/5(日)に開催。10/3(金)に到着して2泊するか10/4当日到着で1泊にするかのどっちがいいんだろう。今学期がキャリアフォーラムに参加する予定が分かってたから金曜に授業は入れてない。 余裕持って2泊がいいかもなあ~。それか木曜日の夜に出発してLAに金曜朝到着しといてその日はLAでのサイクリングに使うとか?(笑)
新しいペダリングをTTで実践してみた
TT中のトルクとケイデンスについて
右アキレス腱を故障してしまいしばらく15km TTをしていない。でも今週になってだいぶ具合が良くなってきたからこの調子なら今年中に数回はTTができそう。そこでTT中いつも悩んでいることについて考えることにした。ずばりそれはトルクとケイデンスについて。
TTがスタートする。停止状態からダンシングで自分の場合は40km/h前後まで速度を伸ばす。そしてTTポジションを取る。これが一般的なTTのスタート。そこからはなるべくFTPを超えないようにペース配分をする。 ここで出てくるペース配分というのが問題。人の体はFTP以上で走っていると疲れるのが早い。だからFTPをギリギリ超えないぐらいの出力を維持して走り切るのが一番いい結果を出すペース配分の方法だということになる。 でも出力を維持するのってかなり難しい。平坦道をFTP以下を維持しながら走ってみるとわかると思う。というのも、速度が上がれば上がるほど空気抵抗は増えるがその増加量と慣性によって低くなる必要出力が綺麗に比例しないから。 一定ペースで走ってるつもりが実は出力がだんだんと高くなっていたことはないだろうか?TT中にこれが起きてしまいFTPのつもりがFTP以上で走っていたということがあるのだ。 原因はおそらく速度を上げるのに必要なパワーと速度を維持するのに必要なパワーが違うため。速度毎の空気抵抗の違いを考えない場合でも、速度を維持する場合は慣性が十分に働いている状態だから速度を上げる時よりも必要なパワーが少ない。つまり必要トルクかケイデンスが低くなる。維持する速度まできてパワーがそのままだとオーバーペースになってしまう。慣性でペダルがまわしやすくなり続けるから。
一言でわかりやすく言えば、速度毎に楽にこげるトルクとケイデンスが変わり続ける、といったところか。 人によって楽にこげるトルクやケイデンスは違う。パワーを下げるにはトルクかケイデンスを下げればいいわけだが、自分のコンフォートゾーン以下で走るのは苦痛である。自分が自然に出せるトルクまたはケイデンス以下を出すということはそれらを抑えるのに筋肉を使ってしまうようなものじゃないか。TT中は無駄な筋肉を使うべきではないからそんなパワーの落とし方はナンセンスである。 つまり求められているのはトルクとケイデンスを下げずにパワーを下げるという意味不明なことなのである。トルクとケイデンスでパワーが決まるのにである。
今までのは自分の適正ケイデンスが違うところにあるんじゃないかと思っていた。自分に合っているケイデンスならトルクとケイデンスを維持したまま15km走りきれるんじゃないかと。でもその適性ケイデンスとやらが見つからない。そして適正ケイデンスがあったとしても足と肺の使用バランスを自分で選ぶことができないのはどうかと思うのである。ある時はケイデンス高めある時はトルク高めで同じパワーを維持するというのが一番いいのではないだろうか?コースプロファイルによって登りがあったり風向きの変化があるのを忘れてはいけない。同じコースを走っていても予想していないところで足または肺のどちらかを偏って使ってしまうことなんてよくあることだ。
2.5kmパワー高めで走って次の2.5km低めで走って次の2.5kmを高め...の繰り返しも考えたのだがそれだとFTP以上で走ってFTP以下で走っての繰り返しになってしまう。人はFTP以上で走ると疲れやすいわけだからこの走り方はナシである。それに2.5km毎に風向きの変化や登りがあったりすると話が違う(笑)
そして新たなアプローチを見つけたのである。 かつて世界トップクラスのTT選手が使ったペダリングの秘訣
■5回に1回ずつ左右の足を交互に「休ませる」 方法はいたってシンプルだ。タイム・トライアルがスタートし、一定のスピードに達したところで、いつも通りに右足と左足を交互に4回踏んだ後、5回目に右足を「休ませる(=力を入れずに1回転させる)」。次に力を入れて左右交互に4回踏んだ後、5回目に左足を「休ませる」。これをゴールするまで繰り返す。 要は5回に1回ずつ左右の足を交互に「休ませる」ということだ。それでも走行速度は落ちないという。
2.5km毎で出力を変えるのではなくてペダルが何周かする毎に出力を変えるのである。 そしてガーミンのパワー表示を3秒毎の平均パワーからラップの平均パワーに変更するのであった・・・・・・・・・。
25Cとはなんなのか
前に25Cが23Cよりも本当に路面抵抗が低いのかよくわからないという旨の記事を書いた。 この記事で自分は25Cが優れているのではなくて太いタイヤの路面抵抗が低いのだと主張していた。そして25Cを使わずともタイヤが太く出来るんだよという点を強調した。イーストンなんかはワイドリムを使うことで23Cでタイヤを太く出来ることを訴えている。 この記事を書いた当時の意見を今でも持っている。25Cは必ずしも23Cより路面抵抗の面で優れているとはいえない。今回はこの延長線で気づいた点を1つあげたい。
というと25Cを使わずに23Cのままタイヤを太くする方法である。 高い空気圧を入れればいいのである。これはビットリアのディアマンテプロライトを試して気づいた。タイヤはだいたい120psiまでしか入れられないがビットリアは145psiまで入れられるタイヤをいくつか作っている。ディマンテプロライトもその一つ。自分のは23Cだ。実際に145psiまで入れてみたところ、120psi入れた時よりも横に膨らんでいるように見える。 同じリム幅に同じタイヤをつけて145psiと120psi入れたものを横に並べてみないと確かじゃないかもしれない。でも空気圧を高くすればタイヤがパンパンになるというのは想像出来ると思う。どの方向にタイヤがパンパンになるかというと、全体的にではないだろうか。全体的にというと横にも広がるわけだ。ということは空気圧を高くすればタイヤが太くなるということになる。 25Cの路面抵抗は23Cより少ないと言っている人がいると思う。探せば実際に路面抵抗を計測したデータも出てくる。でもデータを見る限りで25Cが23Cより路面抵抗が低くなっているのはどちらのタイヤにも同じ空気圧が入っている場合だけである。例えば25Cに110psi入れた場合と23Cに120入れた場合とじゃ25Cにそれほどのメリットはないのではないか。10psiが路面抵抗にしてどれぐらいになるのかははっきりとわからないが。
ただデータから分かることもある。それは空気圧を高くすればするほど路面抵抗が小さくなるということ。 では120psiと145psiの違いつまり25psiは路面抵抗にしてどれほどの違いが出るのだろうか。理由はよくわからないがタイヤは太くなればなるほど入れられる空気圧が減るというイメージがある。これが本当なら23Cから25Cにすることでどれだけ最大空気圧が減るのだろうか。
やはり25Cが23Cより路面抵抗が少ないと言い切ることができないと結論付けるしかないのである。最大の譲歩をしても、太いタイヤが細いタイヤより路面抵抗が低いまでしか言えない。25Cが23Cよりもというのは主張が論理的に妥当ではない。データや事実から結論だけが飛躍している。前の記事でも書いたが自分の言っていることはクリンチャーではという注釈が入る。チューブラーについては使ったことがないしよくわからないので何も言えない。 ただ一つ付け加えたい。日本人は平均身長からしてチビだから体重が軽い。体重が軽いとタイヤに入れられる最大空気圧は下がる。というのも空気圧を高くし過ぎるとタイヤがはねてしまうからだ。だからタイヤに最大空気圧120psiと書いてあってもそれ以下しかいられないということが起きる。こういった要素も含めて考えると25Cが23Cよりもタイヤがはねない範囲では路面抵抗が低くなるポイントがあるかもしれないと思うのである。まあ身長186cmある自分には全く縁のないことだろう。今は体重も100kg以上あるし。
リムの寿命
Peccoでかなり安かったから今使ってるミシュランプロ4がもう少し使えそうだけど次のタイヤを買っておいた。前々からビットリアは試してみたいと思っていた。ミシュランの弱点は空気圧を116psiまでしか入れられないことだと思う。一方ビットリアのこのディアマンテプロライトなんかは145psiまで。デブの自分にはもってこないなんじゃないかと思う。まあ試してみないと145psiもいるかどうかはわからないが。
プロ4のタイヤを見てると特にリアにサイドカットがあったりきれてたりえぐれてたりしている。フロントはまだまだいけそう。前後入れ替えて残り2000kmぐらいといったところかな。もうちょっと使えるがディアマンテプロライトを試したくなってタイヤを取り換えてしまった。まあプロ4は冬にでも使うさ。
タイヤを取り換えて翌日リアがパンクしてた。チューブには穴があいていたからタイヤの中に異物があるんじゃないかと思ったが見つけられず。原因不明だが新しいチューブを入れて様子をみることにした。リムテープをいじったからもしかしたらそれが原因かも。
パンク修理してて思ったのだがホイールのリムってどれぐらいで寿命なんだろう?自分の使うEASTON EA70なんかはブレーキ面に溝があってそれがなくなったら寿命だと聞いたことがある。でも自分のはブレーキ面の下の方だけなくなってきている。
前後ホイール共にブレーキ面が全体的にこんな感じ。キャリパーブレーキでブレーキ面にシューを押し当てると真横からではなくて斜め下からシューが押し当てられるからこういう摩耗の仕方をするのかな。でも寿命を示す中央の溝はまだ残っているからまだまだ使えるということ? 今度Peccoに行ったときメカニックに聞いてみようと思う。ていうかEA70は半年ぐらいしかまともに使ってないのにこんなに摩耗してる。オフシーズンも走るならアルミリムでもだいたい2年ぐらいで寿命なのかもねえ。オタワだと雪が降ったら走れないからもっと持つと思うけども。フルカーボンホイール欲しいなーといつも思っているがアルミリムより摩耗早そう。やっぱり普段走るのにカーボンリムなんてご法度なのかもなあと思うのであった。