toraの日記

Status: Compiling Data (Philosophy)...

FTP計測 20分TTをやってみた

つい先日ebayで買ったパワータップG3を受け取りに行った。 そして今日の学校帰りにチャリ屋に依頼していたイーストンEA70のリムにパワータップG3とDTスイスのノーマルスポークを使ったホイール組み立てが完了した。 これを持って念願のパワーメーターデビューとなった。 せっかくなので新ホイールの写真でも撮ってやれパワータップバンザイだのDTスイスバンザイだのと書きたいところだが、そんなことよりもFTPの方が大事なので先にこっちで記事を書く。

パワーメーターを手に入れたらまずやっておくべきことは、FTP計測。FTPとはFunctional Threshold Powerの略で、ようするにLTのことらしい。FTPとLTは同じく自分の体が継続して出せる出力のことらしい。そしたらどれぐらいの時間継続できればいいのかという話になる。FTPという単語は一般的に1時間継続できるパワーのこととして使われることが多いみたい。 今回は20分TTでFTPを計測する方法を試してみた。もちろん固定ローラーで。本来はウォームアップ→5分全力→10分クールダウン→20分TT→クールダウン という手順で20分TTを行うらしいのだが、ウォームアップするにも外からチャリこいで自転車屋から帰ってきたところだし、今日は朝から昼まで何度か大学と自転車屋を往復してたりした。 何かと走った後だったのでウォームアップなし5分全力をすることに。どれぐらいが自分の全力かわからなかったので心拍数170bpm前後維持にした。 その後、10分クールダウンのところをボトルに水を補給した後5分だけクールダウンした。というのも大学の宿題をほっぽっての20分TTだったので、あまり時間を使いたくなかった・・。 そしてその20分TTの結果が以下。 Untitled_20140320080123861.png

20分TTの平均心拍数が187bpm..つまり最初の5分全力は全然全力じゃなかったということになる。というか最高心拍数195bpmとか・・、自分の最高記録は196bpmだったはずなのでかなり追い込んでたということか。 20分の平均パワーは309W、1時間のFTP値はこの95%になるらしい。つまり293.55Wが自分のFTP値ということになる。ケイデンスはあまり意識してなかったが、平均95rpmと思ったよりも回っていたみたい。 以下ケイデンス、ハートレート、パワーのグラフ。 Untitled2.png

スピードのグラフとパワーのグラフを比べるとわかりやすいが、スピードはある程度維持できているのにパワーは後半になるにつれだだ下がり。 Untitled1_201403200801224ca.png

20分TTを終えた後、もう二度とやりたくないと思った。。終わってから数分経つのに座ってても頭がフラフラするし、TT中は頭も痛くなった。扇風機がない状態でのTTだったので、頭に熱が溜まり過ぎてたのかもしれない。 以下反省。 触れた通り、扇風機がない状態でのTTは自殺行為かもしれない。頭に熱が溜まってくるからか、フラフラしてくる。 固定ローラーだったので自転車を傾けたい状況が何度もあったができなかった。しかたないから自分の体をふってなんとか対応した。それでロスしたパワーはあったと思う。 固定ローラーTTは実際のTTと違って風が来ないのでエアロポジションを取る必要がない。だから上ハンを握ったりしてお腹まわりが太ももとなるべく干渉しないように配慮できた。実際にTTをした場合とパワーに違いが出る可能性は十分にある。 一昨日ローラーでダンシングの練習まがいをやった時太ももにきた筋肉痛がまだ残っている。そのせいで落ちた出力があったかもしれない。 20分TTの平均出力が309Wというのは日本人の平均からすると悪くない結果だと思う。でも体重当たりの出力になるとおそらく2W/kgぐらいになる。やはりまずは減量せねば。

正直、1時間のFTPが300Wいってたらレースで戦えると思うんだ・・。でも自分の場合は体重と体の面積がでかいから、実際に走るとそんなに速くないんだと思う。とりあえず、筋肉なり戦う武器はあるのかもと思った。磨かないと使い物にならないけども。 ちょっと言わせてもらうなら、今日の朝は目玉焼き2個とご飯1杯以下で昼はクッキー1つライスクリスピー1つとコーヒーだけだった。それに外を走ってある程度疲れた状態からの20分TTだった。ちゃんとコンディション整えて改めてやったら普通にFTP300W超えるんじゃないか?とにもかくにも293.55Wは暫定FTPということで、また改めて20分TTをやろうと思う。疲れるからやりたくないけど。 こうして、宿題をやりたいからとクールダウンタイムを5分短縮したくせに、TT後の疲れでやる気になれないという落ちが待っているのであった・・。