toraの日記

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オルベアの小さめフレームで正解だったという話

主にジオメトリの話。数字ばっかりですんません。とりとめのない話なのでつまらない記事かも。 他社のバイクがいつもかっこよく見える。特にサーベロとリドレー。もちろんルックやピナレロもかっこよく見えるが、あの辺は高すぎるので手がでない。 140mmステムを探したりロングリーチハンドルバーを探したりで、自分のフレームサイズは小さすぎたんじゃないかと思わなくもない。でも改めて考えてみると、オルベアの今のフレームサイズで正解だったなと思う。 主な理由はジオメトリにある。自分のオルカはヘッドチューブが他の会社のフレームと比べて短い。そして春がきてから外を何度か走ったが、自分はヘッドを短くして前傾をきつめにしてるぐらいの方がヘッドが長いよりも楽なのだ。どれだけ前傾がとれるかは柔軟性の問題らしいが、自分はそれなりにあるのかもしれない。 自分のオルカはトップ555mmでヘッドが165mmある。購入当初候補だったエディメルクス EMX-1はトップ550mmでもヘッドが173mmある。コラムスペーサー1.5個入れたぐらいヘッドが高い。それ以上のサイズになるとさらにヘッドが長くなる。 リドレーのオリオンも候補だった。オリオンはなかなか良くて、トップ565mmでヘッドが175mmある。オルカよりトップもヘッドも10mm長い。となると単純にジオメトリの好みの問題で、自分だったら見た目でオルカにしたと思う。 サーベロには憧れるが、ヘッドがオルカよりも長いらしい。値段もオルカより高い。なら自分はオルカにする。調べてみたがサーベロR5はトップ564mmでヘッド173mmらしい。 しかし、しかしだ。自分が一番買いたかったが在庫切れて買えなかったのがストークのアブソリューティスト。こいつはトップ566mmでヘッド139mmなのだ。オルカよりも前傾がきついフレームということになる。自分にはこれぐらいの方が良かったかもしれない。でも在庫がないんじゃしょうがない。 Di2にしか対応してなくて諦めたストークのセントロン。こいつもアブソリューティストと似ててトップ564mmでヘッドが139mm。アブソリューティストよりわずかにトップが短いが、オルカ以上に前傾がきついそうなのは変わらない。でもまあ、Di2にしか対応してないんじゃしょうがない。 こうしてみてみるとストークのジオメトリは素晴らしいと思う。でもセントロンにしていたらパワータップは買えなかっただろう。Di2システムも買わなきゃいけないので、オルカとパワータップを一緒に買った場合よりも高くついたと思う。アブソリューティストが選べればよかったのだが、在庫がなかったんじゃしかたない。ちなみに自分はアブソリューティストで支払いまで済ませた後に在庫がないと言われた・・。 こうしてみてみると、オルカは選ばれるべくして選ばれたという感じ。今まで使っていたアルミロードも悪かないんだが、コンフォートジオメトリのせいでヘッドが長すぎてまるでMTBにでも乗っているような感じ。自分はレーシーなジオメトリでも100kmを超えるロングライドが平気というかむしろ楽なぐらいだし、コンフォートジオメトリには縁がなかったということか。 ヘッドの長さ、ぶっちゃけ10mmぐらいの差ならステアリングのダストキャップを替えればなんとかなる話だと思う。オルカについているダストキャップは10mmぐらいありそうなのでもっと短い奴にしてみてもいいかもしれない。そうすれば140mmステムなんて買わなくてもヘッドチューブ角の分だけハンドルが遠くなる(笑) ところで、オルカにつけているサドルが快適すぎてアルミを使いたくなくなった。この前120km以上走った時も全然痛みがなかったから、翌日も70kmぐらい走れた。今までは1日のうちにローラーを3時間やると股が痛くなって翌日のトレーニングに支障が出るからと2時間までにしていたが、オルカにつけているサドルでその倍ぐらいは余裕そうだ。2日で400km走るリドーレイクスの前にこのサドルを手に入れられて本当に良かったと思う。