toraの日記

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留学生の一時帰国について

いつも不思議に思っているのだが、私の知っている日本人留学生達はかなり頻繁に日本へ一時帰国している。夏休みは数ヶ月空きができるから帰国するのは分かるのだが、どうやら数週間しかない冬休みも帰国している人が結構いるようだ。

一方私はカナダに来てからは4年間一度も帰国していない。 私が知っている人は主にアメリカかカナダかイギリスへ留学しているのだが、日本への往復飛行機代で最低でも10万円はするんじゃないかと思う。おそらくそれ以上するのではないか。ということは夏と冬の帰国で年20万円は使っている計算になる。ちょっとおおすぎやしないか。これだと私は4年間一度も帰ってないので、80万円セーブしたことになってしまう。冬休みは現地にいるよという場合ですら、40万円はセーブしている計算だ。 夏休みの帰国にはちょっとしたトリックがある。

例えば私の通っているオタワ大学では、春の5月には全ての授業と試験が終わる。そして9月の頭に授業がはじまる。ということは約3ヶ月は夏休みということになる。この3ヶ月を現地で過ごした場合家賃が3ヶ月分かかる。一方日本へ帰国すれば、親元で滞在できる人は家賃がかからない。このようにして、現地でかかる家賃の分を帰国する為のチケット代にしているわけだ。 私は夏学期に授業を受けて卒業時記を半年前倒しにしているからこの案は使えない。私はカナダで学士過程を終了するのに合計5年半かかってしまうのだ。だから夏学期を利用し半年前倒しにして5年で卒業ということになる。さらにこの案でいくと9月に現地入りした時は住む場所がない。滞在場所を一から探さなくてはいけないというデメリットがある。

9月といえば大勢の新入生が入る時期であり、安い滞在場所はすぐに取られるはずだ。よって夏休みに帰国する人は、より高い家賃を払うか、夏休み中家賃を払い続けるか、のどちらかを選ばなくてはいけないのではないかと私は考えている。 イギリスなんかは留学生向けのファウンデーションプログラムというものがある。現地の大学1年次を英語の勉強に使うが、その後3年で学士過程を修了できるという便利なものである。このことも考慮に入れると私の方が毎年帰国する人よりも滞在費を使っている可能性はある。 帰国していないことを言い訳にロードバイクへお金をつぎ込んでもいいのだが、現地で色々買えば帰国しているのと同じぐらいお金を使っていることになるから気をつけねば(笑)