ホイールを初めて手組してみた その2 リム選定の続き
前回の続き
DT SWISSのRR440もRR585もダメとなると、他のメーカーのリムを使うしかない。アルミリムといって真っ先に思い浮かぶのはマビックのオープンプロだけど、これまた28Hがないのでダメ。
海外の有名なカスタムホイールサイトに行ってどんな選択肢があるか調べてみた。
最初はWheelbuilder.com
Wheelbuilder.com - Handcrafted Precision Custom Bicycle Race Wheels
中でも気になったのがHEDのBelgium C2クリンチャーリム。
Belgium C2
462gのミドルとは言えないどちらかというとローハイトのリム。カーボンホイールで有名なHEDが作ってるアルミリム。
DT SWISSのRR440と比べると左右非対称のオプションがなかったり、重量があったりと見劣りする。しかし・・・。
一見では微妙そうなBelgium C2にはRR440にない利点があるのだ。
リム内幅
Belgium C2の利点、それはリム内幅の広さにある。近年では太いタイヤは細いタイヤよりもころがり抵抗が有利とされている。その流れで23Cから25Cに移る人がいるらしい。
しかし、25Cにするというのは望ましくないのだ。これについては記事にしたことがある。
一言でまとめるなら、25Cタイヤが優れているのではなくて、太いタイヤが優れているということ。だからタイヤが太くできるなら25Cは無用であるということだ。
25Cにせずにタイヤを太くする方法のひとつが内リム幅を広げるということ。EASTONが公言している通り、内リム幅が広がれば23Cタイヤでもタイヤが太くなる。25Cにすることで生まれていた重量ペナルティもない。あとタイヤとリムの継ぎ目が減って空力もあがったりあがらなかったり。
RR440の内リム幅は16mm
一方でBelgium C2の内リム幅は17.5mmなのだ。
17.5mmといえばEASTONの最新2015年アルミリムと同じ。これはぜひ試したい。
そこで、Belgium C2と類似のワイドリムがないかと調べていたら、こんな画像を見つけた。
これは最近発売されたワイドリムの寸法をまとめたもの。HEDのBelgium C2は左から3つめになる。見た目的な意味でももうちょっとディープなリムが欲しいなと思っていたことから、左隣のPacenti SL23とKinLin XC279に目が行った。
KinLin XC279
内リム幅は17mmとHED Belgium C2より0.5mm細いが、28mmというディープさが魅力的。唯一ひっかかるのは490gという重さ。HED Belgium C2よりも、もちろんRR440よりも重い。
あとこれロードというよりサイクロクロス用じゃね?
残る選択肢はPacenti SL23か・・・。
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次回に続く!
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