ホイールを初めて手組してみた その9 終わり
さて9回も続けてきたホイール手組エントリも今回で最後にしようと思う。前回の記事を執筆中になんと自分の組み方が間違いだったことに気づいた(苦笑) ショックで一週間ぐらい記事がかけなかったよう・・。
最初はなるべく工具を買わないで手元にあるもので組もうと思っていたが、結局ミノウラの振れ取り台&センターゲージとパークツールのスポークテンションメーターを買った。ある程度の精度でいいならこれらの工具はいらないんだけど、それ以上を求めるとどうしても必要になる。
振れ取り台
最初はフレームにビニールテープを貼ってキャリパーブレーキと合わせて縦振れと横振れを見ていた。でも振れが1mmぐらいになると厳しい。
どうにか横振れと縦振れをなくそうとしたけど、やっぱりどっちかには振れてしまう。縦振れはある程度タイヤがオフセットしてくれるから優先は横振れをなくすことになる。そっちはブレーキパッドにあたるとひどいからね。
センターゲージ
今回のホイール手組で一番いらないと思った。ホイールセンターってのはホイールを上から見た時にハブの左右フランジとリムの位置関係のこと。ホイールセンターが出ていないと、フレームのチェーンステイやフォークにあたってしまうことがある。
アルミフレームだったら要ると思う。でもカーボンだとなくてもいいかなという印象。ミノウラのアマゾンで8000円ぐらい振れ取り台に付属してたからとりあえず使った。
テンションメーター
かなり大事だった。テンションはkgfという単位で表されるんだけど、ホイールのパーツで一番弱いのはリムらしい。Pacenti SL23は推奨最大テンションが125kgfだったからとりあえず110kgf前後で揃えた。
テンションを上げれば上げるほどにニップルがダメになりやすく、自分は2個壊した。スポークがリムから取り出せなくなったから切って予備を使いきってしまった。テンション高めで組むつもりなら、使うニップルレンチに気をつけるべきだね。
そして今はPacenti SL23のリムについていたシールをはがして、見た目は安物だけどよく見るとスゴイ構成のホイールをオルベアに履かせている。
さて、あとは走る場所の確保が問題となるわけだ。東京で走るとしたらやっぱり荒川か多摩川か。皇居も走りやすいという前評判があったけど行ってみたら信号だらけでまともに走れなかったから、他にも走ってる人は居たけど正直理解ができなかった。
日本ではどうにもロードバイクと競輪をごっちゃにされているんじゃないかという印象を受けている。そのあたりの捉え方の違いも考えながら自分なりのスタイルを見つけたい。