やまめペダリング
やまめのペダリング講習のようすをとった動画をyoutubeで見た。同意できる部分もあるが明らかにおかしい部分もあるので、批判を交えつつ自分の感想を書く。
20140201@やまめの学校inひがしね
膝が一番高くなるのは1時
→かかとの角度による。1時2時で踏み込む場合はかかとを上にあげるので1時あたりが一番高くなる。一方踏み込まない場合は1時で膝が高くはならない。さらに、シートチューブ角やサドル高/後退で膝の角度が変わる。
回すペダリングは1時7時のとき勝手に一番力が出る。逆側のペダルで余計なことをするべきではない。
→回してないじゃん(笑)
→下死点を通過した側のペダルにマイナストルクがかからないようにする程度に引き足を使うのはかならずしも悪いとは思えない。
両足で常に同じ荷重を感じていないといけない。
→重力を考慮していない。両足で常に同じ荷重を感じているということは、重力でかかる負荷と筋肉がかける負荷の合計が同じということ。そんなの現実ではありえない。
→そもそも同じ荷重とかいっときながら完全にトルクのかかっている音がしてる。
回転を上げるときはサドルにかかる重力を抜く
→普通にスプリントのやり方じゃん(笑)
クランク長は身長の1/10
→自分の身長は186cmだから、186mmを使わないといけないのか・・。プロが使ってるクランク長を見ればわかるが、1/10は必ずしも正解ではない。
引き足を使わない
→重力と真逆の方向に力をかけるのは非効率だと想像できる。どれぐらい非効率かで引き足を使うかどうかを決めるべきだと思う。
登りではサドルの前の方に座る
→確かにそうしたほうが重力を効率よくペダリングに使えるかも。
立ち漕ぎの立ちすぎ
→クランク長が身長の1/10なら低めの姿勢じゃないときついのはあたりまえ。
→動画で実演されてるのはスプリントに近いダンシング。ダンシングはそれだけじゃない。休むためにするダンシングもある。
最後に
ペダリングに関しては、どのライダーにも使えるペダリングスキルがあるわけではないように思える。自分はどのペダリングをするべきか調べるためにも、パワーメーターは必須だろう。