パワータップの誘惑
オタワバイシクルクラブに登録して往復350kmを2日で走るリドーレイクイベントへの参加を決めた。
それはいいのだが、オタワバイシクルクラブに参加したということはクラブレースに参加することができる。
レースに参加する前に、自分がどれだけの力を持っているかが知りたい。
だから、自分の実力を知れるパワーメーターが魅力的に思えてくるのだ。
私が興味を持っているのはホイールのハブであるパワータップ。
なぜパワータップに興味を持つのか、今回はその理由をまとめてみようと思う。
1. 自分の実力が知りたい
これに尽きるといってもいいかもしれない。
レースに参加する前に自分の実力を知り、参加するのもおこがましいぐらいなら参加したくない。
2. EASTON EA70のリアハブを交換したい
前も少し触れたが、EA70のリアハブはフリーの回りがかなり悪い。
今度参加するリドーレイクのようなロングライドでは、フリーの回りが良い方が好ましいだろう。
パワータップに交換するとフリーの回りが改善する可能性が高い。
3. Garmin Edge 800導入によるセンサー交換の手間が省ける
つい先週ガーミンエッジ800を注文した。今は到着待ち。
これまではキャットアイV3でスピード/ケイデンス/ハートレートを計測していたが、ガーミンだとこれらのセンサーが使えない可能性が高い。
つまりガーミンとV3を一緒に使うか、ガーミン用にセンサーを新調する必要がある。
センサーを新調した場合、最低でも150カナダドルはかかりそう。
しかし、スピードとケイデンスはパワータップで計測できる。
つまり買う必要があるのはハートレートセンサーだけということになる。
確か店頭で60ドルぐらいで売っていたから、スピード/ケイデンスセンサーの分90ドルをパワータップに回せる。
さらに、最近のパワータップはかなり軽いから、取り外したセンサーやV3サイコンの重量を浮かせることができる。
ebayで最新のG3パワータップが625アメリカドルで売られている。
為替や送料や輸入費用を考慮したらおそらく700カナダドルぐらいなる。
このうちからスピード/ケイデンスセンサーの金額90ドルを引くと610カナダドル。
610カナダカナダドルでパワータップG3が手に入ると考えれば、それほど悪い買い物ではないと思える。
4. 固定ローラーのモチベーションを上げたい
最近の固定ローラーは特につまらなく感じる。
というのも、扇風機が壊れたせいで汗まみれになるから。
新しい扇風機を買うぐらいなら、その分のお金をパワータップに使いたい。
自分がどれだけのパワーでペダルをこいでいるかがリアルタイムで知ることができれば、かなりのモチベーションアップにつながる。
5. ロングライドで補給のタイミングを正確に知りたい
3時間を超えるロングライドでは体内のすぐに使えるエネルギーを使いきってしまうため、補給食を食べながら走る必要があると聞く。
パワーメーターとは、W(ワット)単位で消費した力を計算する。
Wがわかるということは、J(ジュール)がわかるということだ。
ジュールとは、つまり消費熱量のことであり、消費カロリーのことでもある。
自分がどれだけのカロリーを消費したかが視覚的に分かれば、何分おきに何キロカロリー摂取しなければいけないかが分かる。
つまり、パワーメーターを購入すればリドーレイクなどのロングライドイベントが成功する可能性があがる。
そして買うか買わないかを悩む←いまここ