toraの日記

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シマノR170シューズが見せてくれた新しいペダリング

昨日はR170を試しに100キロちょっと走ったら右足のかかとが靴ずれした。痛いのを我慢して帰ってきて今日も痛みがある。おそらく原因はジロのインソールを使っていたせい。R170はインソールがちょっと特殊でジロのを使うとかかと部分に少し隙間ができるような感じがある。だから靴ずれしたのではないかと思う。

今まで使っていたディアドラのシューズでもある程度形にはなっていたペダリングがR170で完成するかもしれない。R170でクリート位置がより深く出来た。さらにいえばシューズの剛性も上がった感じがある。ソールよりも足にピッタリとフィットするベルクロが助けになっている気がする。 足を下死点に向かって押し込みそれ意外は力を抜くのはQ-Ringsを使っている頃に覚えたペダリング。真円リングに戻してからは押しこむとスカっと下に抜けていってしまう。しかも押し込んだのと逆側の足がまた押し込める位置まで動くのに少し時間がかかる感じがあった。うまく加速できないな、と。

真円に戻してからうまく加速できない問題に対応するべく引き足を使うようになった。つまり今までQ-Ringsでやっていたように足を押しこむのと同時ぐらいに逆側の足でペダルを引く。クランクアームを横から見て3時が進行方向なら5時ぐらいで足を押しこみ逆の足が1時ぐらいの時に引き足を使う。 当時の問題はディアドラのシューズを使っていたこと。サイズがEU45で自分にとってはちょうどいいぐらいなのだがクリート位置が深くつけられずお尻や太ももで出した力がふくらはぎにきているだけだった。R170ではクリートを深く出来てふくらはぎにくる衝撃がかなり弱くなった。

R170はサイズがEU44で自分の足にいい意味でも悪い意味でもピッタリ。靴の方で出来るクリート位置調整はまだいじってないがこの靴で可能な限りクリート位置を深くするかも。今は靴は初期位置でクリートは一番深くしてある。もちろんタイムクリートだからシマノクリートよりも上下の可動範囲が広い。 "押しこむ"や"引き足を使う"とはいうが一瞬だけしか強い力を入れない。感覚で言えば自転車でアイススケートをしているよう。カンチェラーラがこの走り方をしているっぽいから少し参考にしようと思う。彼の走る動画を見てて自分の走り方に近いものを感じた。でもカンチェはサドルがプロロゴのスクラッチなんだよね。自分はスクラッチよりフラットらしいナゴエボを試したけど骨盤があまり寝かせられなかった。フィジークのアリオネVSXに戻すかも。スクラッチでどう体寝かせてるんだろう。