toraの日記

Status: Compiling Data (Philosophy)...

ふくらはぎを使いすぎている

自分のペダリングはふくらはぎを使いすぎている。太ももの筋肉でペダルにトルクをかけたいのにふくらはぎの筋肉を太ももから生まれた力を伝えるのに使ってしまっている。いつも太ももじゃなくてふくらはぎに乳酸や疲れがたまる。 プロロードレーサーのふくらはぎは細くて筋肉質だというが自分はそこまでいかなくてもいい。でも今の状態は明らかにふとももに使える筋肉が残っているのにふくらはぎに負担がかかりすぎて使えていない状態だ。このままではふくらはぎに筋肉がついて太ももの筋肉が落ちてしまう。逆になるべきなのに。どうにか太ももの筋肉をもっと使ってふくらはぎの使用を控えたい。 自分はふくらはぎの筋肉を足首を固定する為に使っている感じ。基本的には足首を全く固定せずグラグラにしておき太ももの筋肉で足を上下させている。だがこれだとペダルにトルクをかけられないのでふくらはぎの筋肉で足首を固定することで太ももで生まれた力をペダルに伝えている。 そもそもなんでこんなにふくらはぎを使ってしまうのかを考えてみた。 1. クリート位置が浅すぎる。浅いというとつま先側のこと。自分はもっと深くしたいのだがシューズの関係でこれ以上深くできない。つまりシューズを替えればなんとかなる。しかしこのシューズ選びというのがかなり難航していたりする。ピッタリサイズが欲しいのだがワイドフィットシューズですら横幅がたりないから1-2サイズ大きめを選ぶとクリート位置が浅くなってしまうのだ。また自分の足はボリュームがありすぎてシューズのベルクロの長さが足りないこともある。 2. クランクアームが長すぎる。最初は172.5mmを使っていたが今は175mmを使っている。175mmだからかどうかは分からないがお尻や腰の筋肉まで使ってトルクをグイッとかけられる。この感覚がかなり好き。172.5mmクランクにしてこの感覚がなくなるようなら変えたくはない。ただし今のペダリングだとふくらはぎの筋肉が耐えられる分のトルクしかかけられない。本当はもっとかけられるはずだしこのままじゃ意味がない。 3. ペダルと膝の位置関係。クランクアーム長の延長線だがペダルにトルクをかける時に膝より前にペダルがくるのかそれとも後ろにくるのか、はたまた真下にくるかのか違い。たぶん真下がベストポジションだが今のセッティングでどうなのかはしばらく見てないので分からない。この位置関係を替えるにはクランクアーム長かサドル位置を変えればいい。しかしサドル位置は今の状態で限界まで前に出している。ゼロオフセットシートポストを買うことでもっと前に出せるようにはなる。 一番効果がありそうなのはシューズを変えてクリート位置をより深くすること。次にクランクアーム長だがこれは効果があるか不明だ。ゼロオフセットシートポストを買ってサドルをもっと前に出すのも効果が不明だから試すに試せない。 クリート位置を深くするのが一番良いみたいだ。ということは新しいシューズを選ばなくてはいけないのだが使えるシューズがないのである・・・。さてどうしようか。 太ももの筋肉がある人にとってペダリングの理想系はクリートをかかとか土踏まずにつけて太ももの筋肉だけで足を上下させることだと思う。でもこれだと真円のチェーンリングを回すことはできないからふくらはぎの筋肉を使って太ももの上下運動だけで出せない角度へ力を出すのだと思う。だからクリート位置は深くしてふくらはぎを極力使わないのではないか。 逆に太ももの筋肉があまりない人は太ももとふくらはぎの筋肉を総動員してペダルを押せる。乳酸の処理能力は取り込んだ酸素量に比例するから(本当?)。太ももに筋肉のある人もあまりない人も同じぐらいの酸素しか取り込めないから同じぐらいの乳酸処理能力を持っているんだと思う。太ももにあまり筋肉がない人はふくらはぎの筋肉も使いたいわけだからクリート位置を浅くするのかも。 TTをしていると途中から無駄な筋肉を使えない状態になる。少しでも無駄な筋肉を使えば足に乳酸がたまってくるのが分かる。そんな状況下で一番乳酸がたまらないペダリングが自分にとってベストなペダリングなのではないかと思う。自分の場合はペダル一瞬だけグイッと押し込んで後はクランクを自然回らせる。一瞬だけ押しこむことで大きなパワーを産んだあとに乳酸を発散させているんだと思う。主にふくらはぎの・・。太ももに乳酸きてんなーって思いたいものである。 ※このペダリング方法だと(ポジティブ?)アンクリングを使う。というか使ってしまう。使う筋肉を選ぶのではなくて筋肉を使う時間を短くすることで乳酸の発生と発散をコントロールしている。クリート位置を深くすることでアンクリングを控えめにしてもっと太ももの力を伝えやすい箇所(拇指球の骨の部分)でペダルシャフトを押しこめればと思っている。今は骨の斜め45度ぐらい前にペダルシャフトがある感じ。そんなところで力を伝えているせいか足指の筋肉が疲れることがある。そしてアンクリングで無駄に足を消耗しなくなれればいいな。