チェーンリングを楕円から真円へ戻す
Q-Ringsの53Tアウターと39T真円インナーを使っているが先日チェーン落ち防止ピンが折れた。走行中にチェーンがアウターリングとクランクの間でジャムってひどい目にあった。
せっかくなので真円のアウターリングに戻してみることにした。インナーは真円のままにする。
クランクを取り外してチェーンリングのロックナットをペグスパナと5mmアレンキーで外していく。
自分はどうもこのペグスパナというのが苦手。スラムのクランクはアレンキー2本でロックナットを外せてそっちのが好み。ペグスパナを使った作業はやる度に手を切る。今回は1回だけだったからよかった。 ロックナット1つがペグスパナでなめてしまって強く締められない。月曜になったらバイクショップでロックナットを買い直そうと思う。これだからペグスパナは。
これはもともとシマノのアルテグラ6600のクランク。この次に出た6700と11速の最新6800はアルテグラのロゴとアウターリングがかっこいい。自分は6600の175mmがバイクショップの在庫で眠ってたからと安く売ってもらった。
久々のアウター真円。走ってみたらその快適さに驚いた。というかクランク周りの剛性が上がってるように感じた。Q-Ringsアウターだとトルクを強めにかけるとすぐにチェーンとフロントディレイラーが干渉する。しかし元の真円リングに戻したら全然そういうことがない。軽くスプリントもしてみたが快適だった。 フロントの変速もかなりスムーズ。Q-Ringsだとカチ→・・チャという感じで変速するが、元の真円だとカチ→チャという感じにほぼノーディレイでアウターに切り替わる。
なぜかインナーで使えるギア数も増えた。Q-Ringsだとインナーに入れている間はリアの上4枚ぐらいはチェーンがフロントディレイラーに当たってうるさい。でもアウターとインナーのどちらも真円にしたら10速問題なく使えた。さすがにインナートップにすると少し音が出る。でもフロントディレイラーのインナーリミットを再調整したらインナートップも問題なく使えそう。
アウターを交換した後にしたことといえばフロントディレイラーの位置を下げてワイヤーを張り直しただけ。インナー&アウターリッミットをいじっていないのになんでこんなに快適になるんだ(ノ´・ω・)ノ Q-Ringsだとフロントディレイラーの位置が高すぎて問題があるのか?それともQ-Ringsってもしかして剛性不足なのか?よくわからーん。 Rotorがスポンサーしてるプロレーシングチームの多くはなぜかQ-Ringsを使わず真円リングを使っているらしいがこういうことなのかな(・ω・?)