toraの日記

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エアロバー(DHバー)の購入を真剣に考えてみる

TTでより速く走るためにということでエアロバー導入を考えているのだが、正直にいって自分の美的意識としてはロードバイクにエアロバーをつけたくはない。 ドラフトリーガルのTTで使われるショートリーチのエアロバーというのもあるみたいなのだが、自分が買うとしたらロングリーチの一般的なもの。 一般的なエアロバーの中にもSKIベントやSベントなんていう種類に分けられるのだが、自分はおそらくSベント一択。ショートリーチにいくのならベントなしのストレートタイプでもいいかなと思う。 エアロバーをつけたくない理由はいくつかある。

 

 

1. ロードバイクなのかTTバイクなのかわからないバイクになるのが自分の美的意識から外れている。

ロードバイクはロードレース用に作られていて、ロードレースではレギュレーションで特定の形状をしたドロップバーを使わないといけないと定められている。レギュレーションに対して文句をいいたいところだが、ロードバイク-ロードレースという機材とスポーツの組み合わせがそこにはある。ロードバイクにエアロバーをつけるとロードレースでは使えなくなるから、この組み合わせの綺麗さが損なわれてしまう。

 

 

2. エアロバーをつけたロードバイクは、TTバイクでもない。

TTに使われるのはTTバイク。それこそTT用にフレーム設計されたバイクである。ロードバイクにエアロバーをつけたところでTT用フレームの空力やジオメトリは出ない。TTに使うならロードバイクにエアロバーなんてつけずに、TTバイクで出ればいいじゃんということだ。それこそTTバイク-TTという機材とスポーツの組み合わせの綺麗さが怪我されているようで嫌だ。

 

 

3. クリテ毎にエアロバーを取り外すのがめんどい。

2週間に1度クリテに参加するつもりだが、その度にエアロバーを外して2日後のTT前に着けてを繰り返すのがめんどい。

 

4. ガーミンのつけどころに困る。 ロードバイクにはガーミンマウントを使ってガーミンをつけてるが、エアロバーをつけるとそれができないっぽい。エアロバーにつけるタイプのガーミンマウントを買えばいいのかもしれないが、クリテがくるたびにガーミンマウントの付け替えまでするのはめんどい。

 

ロードバイクにエアロバーをつけるのは美的意識に反するという点だが、一応ロードバイクにエアロバーをつけたバイクでないと出場できないTTがある。オリンピックディスタンスとか言うやつらしい?この形式のTTではドロップハンドルを装着してあるロードバイクを使わないといけないらしい。そこにエアロバーをつけて使うみたい。 また、ドラフトリーガルなショートディスタンスのTTもドロップハンドルを使わないといけないらしい?しかもエアロバーはショートリーチのものでドロップハンドルにつけられているブラケットより長くてはいけないらしい。あとエアロバーの先端にブリッジをつけないといけないとか。

こういった、ロードバイクにエアロバーを着けなくてはいけない競技に出るのなら分かる。なんか一般的なロングリーチの エアロバーよりもショートリーチの方が心理的に抵抗が少ないからショートリーチのを買おうかなあ・・。でも速度を考えるならロングリーチの方がポジションもいろいろ考えられるし有利だろうなあとは思う。 さあてどうしようか。