15km TT4回目/時速40km(分析)
今回のTTを復習しようと思う。
前回のTTからの主な変更点は以下。
ルイガノのオタワバイシクルクラブジャージ(XLサイズ)→スゴイのクールメッシュジャージ(Mサイズ)
シマノのアルテグラ67000ペダル→タイムのエクスプレッソ4ペダル
ジロのエアーアタックヘルメットでシールドあり→シールドなし(マグネット破損のため)
53T Q-RingsアウターのOCP3→OCP4(歯数ピークがより深く(下に)なった)
あとはTT前にお腹がすいたからエナジージェルをいつもは1つのところを4つ口に入れていたことぐらいか。
一番走りに影響が少なさそうなものから見ていこう。
エアーアタックのシールド
この前のガティノーパークダウンヒルでシールドのマグネットが風で吹っ飛んだから今回はなしで走った。いつもTT中はシールドの通気穴がうまく機能せず、走りながら付け直すことが多かった。その手間がなかったのは良かったと思う。結果に影響があったとしても数秒程度だろうが。
タイムのエクスプレッソ4ペダル
Q-RingsのOCPポジション変更と合わせると影響が大きかったと思うパーツ。でもペダル単体では前とそんなに違いはないだろう。引き足を使いやすかったのはもちろん、押し足でチェーンリングの深いところまでグイっとおせた感じがあった。驚くべきはQ-Ringsなのに引き足も使えていた場面があることだろう。
スゴイのクールメッシュジャージ(Mサイズ)
Mサイズなのが大事。今まではルイガノのジャージにクラブのプリントがされたものを使っていたのだが、どうも風をドラッグしている箇所があった。特に首の後ろと袖。この2箇所の空気抵抗が落とせればと買ったのがスゴイのクールメッシュジャージ。スキンスーツと同じぐらいとはいかないだろうが、空力が良くなっただろう。
Q-Rings OCP4
一番影響があったと思う変更点がこれ。今まではRotorがオススメしているOCP3でQ-Ringsを使っていたが、4に変えた。Rotorによると浅い2や3はロードに向いているが、TTはより深い4や5が向いているらしい。
まだOCP3のころの癖が抜けずにクランクが空回りすることがあるが、タイムのエクスプレッソ4ペダルを合わせることでOCP4が効果を発揮したと思う。というのも、シマノとルックはペダルの踏み面を横に広くしているが、唯一タイムだけが縦にも広くしている。そしてOCP値を高くした場合は、縦に広い踏み面だと踏みやすいのだ。
前回はアウターQ-Ringsで15km走りきることができなかった。途中で真円インナーに切り替えていた。でも今回は登り以外はずっとアウターQ-Ringsで走った。ウィンドコンディションが違うから確かなことは言えないが、これは乳酸が前回よりたまりにくくなっていたからなのかもしれない。
以下TTでとったログ。
またしてもまさかのインテンシティファクター1超え。
5km毎のラップを見ると、やはり最初のラップが一番速かった。強くはなかったが一応追い風だったからだと思う。
ケイデンスだが、前回は100rpm前後で走ったが今回は95rpmぐらいで走った。OCP3だと歯数ピークの位置が悪いのか、軽いギアしか踏めていなかったみたいだ。OCP4にしてやっと一番力が出るときに歯数ピークがくるようになったのかも。OCP5も試してみるべきか?(笑)
15kmTTの折り返し手前でペダルをあまりこがないようにしてから、20分の最大平均パワーが更新されない。20分最大平均パワーが上がっていれば自分がどれだけ成長しているのかわかりやすいのだが。まあ仕方ない。
ちなみに今回の20分最大平均パワーは337Wだった。今までの最高記録の346.9Wからは程遠い。ちなみにこれは折り返し手前でもペダルを回していた初めての15kmTTでの記録。