同じコックピット長だけど全然違う
久々にアルミロードを部屋まであげてきた。せっかくなのでオルベアのジオメトリと比べてみた。
アルミロードのトップ長は570mmで105mmステムがつけられているから675mmがコックピット長。一方オルベアはトップ長555mmで130mmステムだから685mm。
計算上のコックピット長は10mmしか違わないのである。が・・・。
ブラケットの一番飛び出ている部分で合わせた場合サドルがこんなに違う。さすがにつけられているサドルによる差もあるが、どちらも限界まで前に出している。15mm短いはずのオルベアのトップチューブがアルミのより長く感じるぐらいである。おそらくシート角のせい。
次にサドルの先頭で合わせた場合のブラケット位置比較。
かなり差がある。これはおそらくヘッド角(ハンドル高)とスラムのブラケット形状によって差が出ている。一応ハンドルリーチもオルカのハンドルの方が長いはずだが、最長の位置に取り付けているわけではないのでハンドルリーチではあまり差がないと思う。
ブラケットの先頭で見ればアルミもオルベアもたいした差がないように見えるが、ブラケットポジション時で実際に手をのせる位置で見比べるとオルベアの方がかなり前に出ている。下ハンの位置も特徴的。前輪の位置はどちらも同じぐらいなのに。オルカの方はヘッド角による後退がハンドル高によって小さくなってるのかも。
コックピット長をトップ長とステム長から計算してもフィッティングがうまくいかないのも当然かもしれない。
写真のオルベアのハンドルがちょっと左に傾いてる気がするがまあ計算上のコックピット長よりはブラケット位置が遠く出ているということで・・・。